中国版PiTaPa 鉄道を頻繁に利用するならコレ
高速鉄道(いわゆる新幹線)用のプリペイドカードが販売されている。天津―北京間のみならず、広域で使用できる上、切符を買う時の煩わしいパスポート(身分証)提示が不要となる。
1.使用できるエリア
•京津城际铁路(Cから始まる列車名):北京南⇔天津、北京南⇔天津西 ※天津⇔塘沽間の列車を除く
•沪宁高速铁路(Gから始まる列車名):上海、上海虹橋、上海西、南翔北、安亭北、花橋、昆山南、阳澄湖、蘇州園区、蘇州、蘇州新区、無新区、無錫、恵山、戚墅堰、常州、丹阳、丹徒、鎮江、宝華山、仙林、南京
•沪杭高速铁路(Gから始まる列車名):上海、上海虹橋、松江南、金山北、嘉善南、嘉兴南、桐乡、海宁西、余杭、杭州
•海南东环铁路(Dから始まる列車名):海口、海口东、美兰、文昌、琼海、 博鳌、万寧、神州、陵水、亚龙湾、三亚
•广珠城际铁路(Dから始まる列車名):广州南、碧江、北滘、顺徳、 顺徳学院、容桂、南头、小榄、古鎮、江门、东昇、中山北、中山、南朗、珠海北、唐家湾、前山、明珠、珠海、新会
2.使用方法
乗りたい列車の発着する自動改札でカードをスキャンするだけ。
「银通卡通道」という表示のある改札なら通過できる。
3.座席について
機械「中铁银通卡自助取号机」で座席番号を取得する。たとえば目的地が「北京南」の場合、同機械の画面に当日の時刻表が表示される。乗りたい列車の到着地の部分にタッチして、「中鉄銀通」カードをスキャンすると、座席番号が印字されたレシート用の紙が発券される。料金の右の括弧内に表示されているのは現在の空席数。
天津駅、北京南駅(切符売り場付近にそれぞれ3台の機械「中铁银通卡自助取号机」が設置されている。
4.購入&チャージ
【購入】
天津駅「前広場」切符売り場2番窓口(写真A)
天津駅「後広場」切符売り場62番窓口(地下鉄駅に接続する地下1階、café beneの向かい)(写真B)
天津西駅の新しいビル切符売り場2番窓口 (写真C )
の3ヶ所であるが、中鉄銀通支付有限公司HPでは次の場所でも購入できると発表している。
列車駅:北京南站第3切符売り場32・33番窓口、武清站切符売り場4番窓口、塘沽站切符売り場1・7番窓口、天津西站切符売り場1番窓口
中国銀行:北京分行营业部、北京丰台支行营业部、北京陶然亭支行、北京方庄中心支行营业部、北京木樨地支行、天津分行营业部、天津建国道支行、天津华兴街支行、天津和平支行营业部、天津泉州路支行、天津福建西路支行
※いずれの販売場所でも、購入時にはパスポート(身分証)提示が必要。
【チャージ】
•現金によるチャージ
「中鉄銀通支付」の表示がある駅窓口
中鉄銀通支付有限公司
北京市海淀区北蜂窝路5号院1号楼5階
中国銀行のカード販売支店
•中国銀行キャッシュカードによるチャージ
中国銀行の「中鉄銀通」カードの販売支店
「中鉄銀通支付」のステッカーのある自動券売機
【チャージ金額と領収証の発行】
1元単位で、最高5,000元までチャージ可能。
領収証(发票)は、乗車日から31日間以内に、チケット売り場窓口で発行。期限を過ぎた場合や、チャージ時には、発行できない。