ざっくり中国語

作成日:2018-03-23 00:00

普通語と声調

中国大陸だけでなく、在外華僑の間でも話されている中国語。世界で最も幅広く使われている言語だ。北京や天津で使用されている中国語は、北方方言と呼ばれていて、標準語の発音とは少し異なる面が見られる。中国で使われる方言は、標準語と北京語、上海語、広東語に大別できる。
その肝心な標準語をマスターするために、最も尽力するべきところは「ピンイン」だろう。中国語には一つ一つの音節に抑揚変化があり、これを「声調」という。声調は4種類あり、これをしっかりと押さえないと、標準語習得は難しいものになるだろう。 なぜなら、同じような言葉でも、声調一つ違うだけで全く異なった意味を持つ言葉になってしまうからである。

第一声
高めの音を抑揚つけずに、まっすぐに伸ばす。
第二声
日本語で「あれ?」という風に、普通の音から高めの音へ一気に引き上げる。
第三声
普通の音よりやや低めの音から更に低めの音へ下げた後、ゆっくり引き上げる。
第四声
「おい!」どなりつけるように高めの音から一気に低い音へ下げる。

** HSK**
HSK(漢語能力試験)は主に生活面、学習面、仕事面における中国語のコミュニケーション能力を測ることに重点を置いている試験。試験のレベルは6段階に分かれており、筆記+聴解、口語試験の二種から受験できる。

 

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